【月刊水素経済 ソン・ジェギョン記者】 原特別自治道が水素経済の先導意志を表明し、産業育成に拍車をかけるためのグローバル交流の場が三陟で開かれた。
道と三陟市は昨年12月20日から21日にかけて、三陟ソルビーチリゾート・グランドボールルームにて「世界の中の江原水素エネルギー」をテーマに水素フォーラムを開催した。江原テクノパークが主催した本イベントには、国内外の水素関連専門家や業界関係者など約200名が参加した。
フォーラム初日である20日には、「国際水素産業および技術動向」をテーマにソウル大学のキム・ミンス教授による基調講演が行われ、その後、各国の専門家が登壇し、水素産業の動向やグローバルな水素先進技術などをテーマに発表を行った。
特にイベントの開始前には、江原特別自治道と三陟市、水素関連企業であるPKバルブアンドエンジニアリング、Talent LNG、テハが、液化水素産業の競争力強化および道内企業誘致に向けた相互協力と支援を約束する業務協約を締結した。
今回の協約により、液化水素関連企業の誘致や良質な雇用の創出、液化水素関連の素材・部品・装備に関する実証および技術開発をはじめ、液化水素産業の活性化に向けた新たな課題の発掘に協力していくこととなる。
三陟市は地方消滅対応基金150億ウォンを投入し、2025年までに近徳面東幕里812番地一帯に13万9,954㎡(産業施設用地7万6,815㎡)規模の水素特化産業団地の造成を推進している。
今回のフォーラムでは、オランダと道内の水素関連企業、カナダと江原道・三陟市との間での技術協力および水素産業育成のための業務協約も行われた。
一方、江原道が地域の代表的な公約であり、核心戦略事業として推進している「水素貯蔵・輸送クラスター構築事業」は、昨年12月6日に企画財政部の財政事業評価委員会において予備妥当性調査を最終的に通過した。
出典 : 月刊水素経済(https://www.h2news.kr)

 
							
